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日本臨床整形外科学会(令和3年11月1日)第2577号

一般社団法人日本臨床整形外科学会令和3年度第4回理事会報告
日 時:令和3年10月17日(日)10:10~12:35 
場 所:日本臨床整形外科学会事務局 「ZOOMミーティング」を使用して会議を行った。
出席者:理事長、副理事長、理事、監事他 計30名

【審議事項】
1.令和3年度入会承認及び退会状況について
会員状況の報告があり、前回承認後の新入会8名が承認された。令和3年度の現時点での入会者は120名(内、女性会員8名)。退会者は81名(逝去会員、名誉会員への移行を含む)、令和3年10月1
日現在、正会員5,662名、名誉会員119名、合計5,781名(内、女性会員97名)。賛助会員は変わらず72名。
2.令和4年度役員選挙における監事の定員数の決定について
監事の定数は、2名以上4名以内と定款に規定されているが、今回の選挙においても、これまでと同じ定数内の2名とすることが承認された。
3.令和4年度定時社員総会の開催日について 令和4年5月29日(日)に開催することが承認された。
4.JCOA参与の委嘱について
新たに原田 昭会員を参与に委嘱することが承認された。
なお、参与への諮問は、日整会との連絡調整とし、JCOAと日整会の橋渡し役を依頼することとした。
5.JCOADiT各ブロック実務委員会の開催について
各地区内での災害発生時に対応できる関係を構築していくことを目的に、全国を北海道・東北地区、関東・中部地区、近畿・中国・四国地区、九州地区の4つのブロックに分類し、3か月に1回、1ブロック毎に順番に災害関連の実務者会議をウェブ開催することが承認された。
6.国際交流委員会委員の補充について
国際交流委員会委員の辞任に伴い、大阪府の長山 正会員を委員に補充することが承認された。
7.会員資格継続の意思について
3年以上会費を滞納している東京都2名の会員のうち、1名については会員を継続する意思があることを事前に確認できたので、残りの1名に対し、会員継続の意思確認の手紙を送付することが承認された。
8.GIGAスクール構想に対する声明文の公開について
令和3年4月から始まった「GIGAスクール」は、児童・生徒の姿勢不良に起因して運動器に悪影響を及ぼしかねないという懸念がある。このため、GIGAスクール構想が児童・生徒の健康に与える影響についての声明文をJCOAウェブサイトへ掲載し、公開することが承認された。

【各種報告事項】
1.令和3年度各種会議等実施状況 令和3年度の各種会議等の実施状況、予定が報告された。
2.第34回JCOA学術集会(新潟)について(第7報)
学術集会がオンラインで開催中であり、現在までの参加者数は約900名であると報告された。また、学術集会発表演題論文の投稿数が少ないため、投稿への協力の呼びかけがあった。
3.乳児股関節脱臼二次検診協力医名簿について
全ての都道府県から回答が届いたことが報告された。今後は、この回答をもとに作成された協力医名簿を日本小児整形外科学会に送付し、同学会と一般公開の方法等について協議を行うことが確認された。
4.検診機器を用いた側弯症検診における地域連携協議会の推薦者名簿について
(1)推薦状況が報告され、未回答の県などへ再度回答を促すことを確認した。
(2)本協議会の趣旨について、県によっては誤解もあるようなので、各県代表者及び被推薦者へ文書で補足説明を実施することとした。
5.第69回日本理学療法学会終了報告書について
後援団体にJCOAが入っており、この学会終了報告が確認された。
6.令和3年8月11日から続いた記録的大雨被害について 会員の被害状況について報告された。
7.JCOA生命共済チラシの完成について
JCOAウェブサイトへ掲載する生命共済チラシは、担当保険会社の審査が終了して、一部修正のうえ完成したことが報告された。なお、募集中のJCOA生命共済の申込締切日は、令和3年11月15日に迫っているので、会員向けメーリングリスト等を利用して広報することを確認した。
8.第4回JCOA災害医療チーム研修会について
令和4年2月12日にウェブ形式で開催すること及びその実施内容について報告された。
9.令和3年度JCOA保険審査委員会議及び全国整形外科保険審査委員会議報告(令和3年9月11・12日)
(1)令和3年度JCOA保険審査委員会議及び全国整形外科保険審査委員会議の内容が報告された。
(2)ウェブ形式を希望する審査委員も少なくないので、今後は、対面とウェブを併用するハイブリッド形式での開催することなども検討すべきとの提案があった。
10.交通事故に起因する脳脊髄液漏出症を疑う患者の診療に関するアンケート結果の記事化について
第34回JCOA学術集会で発表された標記のアンケート結果について、メディカルトリビューンから記事化の要望があった。記事化については問題ないが、記事が誤解を与えるような内容にならないように自賠・労災委員会で確認することを条件に承諾したことが報告された。
11.第47回JCOA研修会(長野)について オンライン形式で無事に開催されたことが報告された。

【各委員会等報告事項】
1.災害医療チーム検討委員会(令和3年9月9日)2.スポーツ委員会(令和3年9月12日)
3.医療システム委員会(令和3年10月13日)

【日整会報告事項】
1.日整会のICT化についてICT化の進捗状況について報告された。
2.専門医の広告について
厚生労働省医政局長から通達が発出されたことが報告された。その内容について、令和3年10月1日から専門医の広告は、日本専門医機構認定専門医に限られるが、次の経過措置が講じられることとされた。
(1)適用される期日前に学会専門医認定を受けた場合には、当分の間、従前の例によって広告することができる。
(2)日本専門医機構専門医認定を受けて広告する場合は、同一の学会専門医認定を受けたことは広告できないが、適用される期日に現に学会専門医認定を広告しているときは、日本専門医機構専門医認定の広告をするまでの間は、引き続き当分の間、学会専門医認定を受けた旨を広告することができる。

委員会報告の詳細は後日JCOAニュースに掲載されますのでご参照ください。
(文責:副理事長 奥村栄次郎)掲載量圧縮のためHCOAで一部改変しています。