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日本臨床整形外科学会(令和3年4月22日)第2569号 一般社団法人日本臨床整形外科学会

理事長 新井貞男 令和3年度第1回理事会報告
日 時:令和3年4月18日(日)10:00~13:15
場 所:日本臨床整形外科学会事務局(「ZOOMミーティング)
出席者:理事長、副理事長、理事、監事他 計30名

【各種委員会年次報告書及び理事長諮問事項に対する中間報告】
1.医業経営委員会1-1.病院WG 1-2.有床診WG
2.経理委員会
3.学術委員会
4.学会雑誌編集委員会
5.社会保険等検討委員会 5-1.外内保連WG
6.産業医委員会
7.自賠・労災委員会 7-1.「QandA交通事故診療ハンドブック」編集WG
8.医療システム委員会
9.定款等検討委員会
10.総務(広報・福祉・組織拡大)委員会
11.スポーツ委員会
12.学校保健委員会
13.IT戦略委員会
14.医療安全・倫理委員会
15.運動器リハビリテーション・介護保険検討委員会
16.SLOC連携委員会
17.国際交流委員会
18.利益相反管理委員会
19.災害医療チーム検討委員会
20.倫理審査委員会
21.会員基本調査特別委員会
上記、各委員会等から理事長諮問事項に対する中間報告が行われた。

【審議事項】
1.令和2・3年度入会承認及び退会状況について
会員状況の報告があり、令和3年度新入会員44名が承認。令和2年度の入会者は109名(内、女性会員4名)、退会者は216名(逝去会員、名誉会員への移行を含む)、令和3年3月31日現在、正会員5,627名、
名誉会員115名、合計5,742名(内、女性会員89名)で。賛助会員は74名。
令和3年度は、令和3年4月16日現在、退会者が3名であるので、正会員5,668名、名誉会員115名、合計5,783名(内、女性会員93名)となった。賛助会員は1名減の73名と。
2.令和2年度会計監査結果について
令和2年度(令和2年4月1日から令和3年3月31日まで)の一般会計、学術振興会計について決算報告がなされ、監事から適正であると監査報告があり、承認。なお、本件は、令和3年度定時社員総会で承認を受ける。
3.令和3年度予算について前年度に比し、収入が381万円減である1億4,929万円の予算が承認された。
なお、本件は、令和3年度定時社員総会で報告する。
4.令和3年度事業計画(案)及び事業日程(案)について
令和2年度事業計画に示された事業を一部追記変更した令和3年度事業計画案が承認された。また、令和3年度事業日程案についても一部修正のうえ承認された。本件は、令和3年度定時社員総会で報告する。
5.SLOCへの一般寄付の募集について
令和3年度も、ロコモティブシンドロームの普及活動を行うため、引き続きJCOAからも会員へ一般寄附のお願いをするとともに、「各県」臨床整形外科医会等(SLOC団体会員)にも一般寄附をお願いすることが承認された。
6.名誉会員の辞退について
令和3年度定時社員総会へ推薦する予定の名誉会員候補者8名のうち、1名か
ら辞退があったことが報告された。このため、令和3年度は7名を推挙することとした。
7.経皮吸収型持続性疼痛治療剤処方日数制限緩和に関する要望について
ノルスパンテープの投薬期間を14日から30日に変更するための要望書を厚労省保険局長へ送付することが承認された。
8.令和3年度学術研究助成の審査結果について
研究申請があった4課題について、学術委員会での選考結果が報告され、「自立歩行可能な60歳以上の日本人女性の骨密度に影響を及ぼす因子の検討」(2年間)が令和3年度学術研究助成課題として承認された。
9.JCOAウェブサイトのリニューアルについて
特にトップページのデザインをどうするかについて審議され、IT戦略委員会に一任することとされた。
10.「各県」臨床整形外科医会等の災害対策委員会・実務連絡担当者会議の実施について
災害時における迅速な被災地援助を目的とした地区間の協力体制構築を進めるため、「各県」臨床整形外科医会等の災害対策委員会・実務連絡担当者による会議を開催することが承認された。なお、実務連絡担当者等には、会議の趣旨を事前に説明することとされた。
11.各都道府県リクルート担当者のメーリングリスト設置について
メーリングリストの設置が承認された。
なお、リクルート担当者には、当該メーリングリストへの参加について確認する文書を送付することとした。
12.グーグルマップ内の英語表記の訂正について
グーグルマップ内の英語表記では、接骨院が「Orthopedic clinic」と記載されており、これが不適切であることを指摘し、グーグル合同会社に対して是正を求めることが承認された。
13.GIGAスクール構想に対する声明文の作成について
政府の推進する「GIGAスクール構想」は、児童・生徒各人に1台の端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備することにより、各人が公正に個別最適化され、その資質・能力が一層確実に育成できる教育環境を実現することを目指している。本構想の推進によって、児童・生徒に姿勢異常や運動不足等の悪影響が生じる懸念もあるため、注意喚起の声明文を作成することが承認された。なお、声明文はSLOC連携委員会が原案を作成し、学校保健委員会並びにスポーツ委員会も加わった3つの委員会で検討を行い、その結果をもとに、令和3年4月28日までに案文を完成することとした。

【各種報告事項】
1.令和2・3年度各種会議等実施状況 令和2・3年度の実施状況及び令和3年度の予定が報告された。
2.第34回JCOA学術集会(新潟)について(第4報)次のとおり報告された。
(1)演題は、指定演題12題、公募演題37題、一般演題102題となった。
(2)開催形式については、新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえて、令和3年5月末日までに決定する。
3.学校保健における運動器検診時の「運動器検診とロコモ」リーフレット配布について 日本医師会から各都道府県医師会の学校保健担当理事宛てに、学校保健における運動器検診時に保護者へ配布する調査票に「運動器検診とロコモ」リーフレットを同封していただけるように依頼する文書が発出されたことが報告された。
4.運動器の健康・日本協会のスクールトレーナー事業について 継続・推進されていることが報告された。
5.福島県沖を震源とする地震による被害について 会員の被害状況について報告された。
6.和歌山県北部を震源とする地震による被害について 会員に被害がなかったことが報告された。
7.2020年度日本医学会新規加盟学会について 日本医学会に加盟申請したが、加盟できなかったことが報告。
8.COVID-19 冬季第3波の影響調査の緊急アンケートについて 実施されたアンケート内容が報告された。
9.第8回日韓臨床整形外科合同研究会の再延期について 韓国側との調整の結果、さらに1年延期となり、令和4年6月4日に大阪市での開催が決定したことが報告された。
10.ZOOM参加者操作について 参加者向けの説明資料について報告された。
11.腰痛症に対する腰椎牽引療法の効果(無作為化比較試験)結果報告 腰椎牽引療法が、慢性腰痛患者の疼痛及び機能状態を直ちに改善できることを示した英文論文がJournal of Orthopaedic Science(JOS)に掲載され、
腰椎牽引療法の有効性のエビデンスの追加に寄与するものとなったことが報告された。
12.中華民国骨科医学会との動画メッセージの交換について 新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響により、中華民国骨科医学会(TOA)との交流は一時中断されている状況となっている。そこで、交流推進のため、TOA宛に、第34回JCOA学術集会(新潟)でTOA Chii Jeng Lin(リン・チー・ジェン)理事長の動画メッセージを、TOA学術集会にて、新井貞男理事長の動画メッセージを相互に流すことを提案する親書を送付することが報告された。
13.児童生徒等の健康診断時の脱衣を伴う検査における留意点について 文部科学省からの通知について報告された。
14.第二次コロナ自粛後の身体変化に関するアンケート調査について現状の回答状況について報告された。目標が達成できるように回答への協力が要請された。

【各委員会等報告事項】
1.定款等検討委員会(令和2年10月26日~10月28日)
2.国際交流委員会(令和2年12月21日~12月28日)
3.スポーツ委員会(令和3年2月14日)
4.学校保健委員会(令和3年2月15日)
5.経理委員会(令和3年2月20日、4月11日)
6.IT戦略委員会(令和3年3月8日)
7.自賠・労災委員会(令和3年3月11日)
8.医療安全・倫理委員会(令和3年3月15日)
9.学会雑誌編集委員会(令和3年3月22日)
10.社会保険等検討委員会(令和3年3月23日)
11.総務(広報・福祉・組織拡大)委員会(令和3年3月24日)
12.災害医療チーム検討委員会(令和3年3月25日)
委員会報告の詳細は後日JCOAニュースに掲載されますのでご参照ください。
(文責:副理事長 長谷川利雄 掲載量圧縮のためHCOAで一部改変しています)