お知らせ-HCOAからのお知らせ-

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日本臨床整形外科学会(令和2年12月24日)第2565号

一般社団法人日本臨床整形外科学会 令和2年度第5回理事会報告
日 時:令和2年12月20日(日):日本臨床整形外科学会事務局(ウェブ会議システム)
出席者:理事長、副理事長、理事、監事他 計29名

【審議事項】
1.令和2年度入会承認及び退会状況について
会員状況の報告があり、前回承認後の新入会14名が承認。令和2年度の現時点での入会者は107名(内、女性会員4名)。退会者は124名(逝去会員、名誉会員への移行を含む)であり、令和2年12月8日現在、正会員5,716名、名誉会員116名、合計5,832名(内、女性会員89名)。賛助会員は変わらず74名。
2.令和3年度学術賞の選考について
(1)学術委員会の選考委員会からの答申を確認し、該当者なしとする。
(2)推薦された1名については、これまでの取り組みを評価する意見が多く、理事会としては、学術賞には該当しないものの、実地医家としての諸活動を高く評価することが決議された。
3.令和3年度学会功労賞・学術奨励賞の選考について
(1)学会功労賞は、学術委員会の選考委員会から推薦された秋田県の小玉弘之会員を受賞者とする。
(2)学術奨励賞は、推薦された候補者はなく、該当者なしとすることが承認された。
4.令和6年度開催の第37回JCOA学術集会の開催地区について
(1)令和6年度に開催される第37回学術集会は九州地区で開催することが承認された。
   開催県は、令和3年1月に予定される九州地区会議で正式に決定される予定である。
(2)関連して、令和6年度の第50回研修会は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年開催予定がずれたため、京都府で開催することが報告された。
5.第38・39回JCOA学術集会の開催地区について
令和7年度の第38回学術集会は近畿地区での開催順序であるが、同年大阪万博が開催されるため、会場・ホテルの確保が困難であることから、中部地区で開催することとし、令和8年度の第39回学術集会を近畿地区で開催することが承認された。
6.日整会運動器検診推進協議会の委員推薦のお願いについて
日整会から依頼のあった、JCOAから各都道府県それぞれ1~2名の運動器検診推進委員会委員を推薦することについて、協力することとし、各県臨床整形外科医会等へ協力を要請することが承認された。
7.交通事故に起因する脳脊髄液漏出症を疑う患者の診療に関するアンケートの実施について
脳脊髄液漏出症について、自賠・労災委員会が会員の意識を知るためのアンケート調査を、主にウェブを利用して行うことが承認された。
8.交通事故専門病院のウェブ広告の対応について
ウェブ上に「交通事故専門病院」というサイトが作られており、その中に会員医療機関名が無断で掲載されているが、実際には連絡すると接骨院に誘導される。医療システム委員会では、数年前からこのことを問題視していた。現時点では違法であるとは言い難いが、引き続き注視していくこととした。
9.日本口腔ケア学会とJCOAとの連携協定について
日本口腔ケア学会から要望のあったJCOAとの連携について、承認された。
10.テレビ会議(ウェブ会議)システムの変更について
令和4年3月末で現在ウェブ会議に用いている「MeetingPlaza Web会議」サービスが終了となるため、新たなシステムとして「Zoomミーティング」を採用し、これを1年前倒しで令和3年4月から導入する方向で検討することが承認された。
11.JCOAウェブサイトのリニューアル後の業務委託について
JCOAウェブサイトの移行完成後の運用・管理について、有限会社エヌティエスに引き続き委託することが承認された。
12.職員育児・介護休業規程の変更について
令和3年1月1日より施行される育児・介護休業法施行規則等の改正に伴い、育児・介護休業規程を改正することが承認された。
13.職員就業規則の変更について 
上記12.に伴い、職員就業規則を改正することが承認された。
14.パートタイム職員就業規則の変更について
上記12.に伴い、パートタイム職員就業規則を改正することが承認された。

【各種報告事項】
1.令和2・3年度各種会議等実施状況 令和2・3年度の各種会議等の実施状況、予定が報告された。
2.第34回JCOA学術集会(新潟)について 
第34回JCOA学術集会(新潟)の準備状況について報告された。シンポジウム、基調講演、特別講演、教育講演、トキめきセミナー等の内容について説明があった。
3.第33回JCOA学術集会(愛知)報告書について
第33回JCOA学術集会(愛知)報告書の内容について報告された。開催県の努力により、参加者が増加し、日整会教育研修単位取得も伸び、収支も良好であった。
4.各都道府県における災害対応委員会及び実務連絡担当者設置の現状調査、結果報告
災害対応委員会の設置状況、実務連絡担当者名簿の記載状況について確認を行ったことが報告された。
委員会未設置の都県については設置を促し、名簿の空欄を埋めるよう求めることとした。
5.変形性膝関節症に対する非ステロイド性消炎鎮痛外用貼付剤の効果(無作為化比較試験)結果報告
英文論文がJournal of Orthopaedic Science (JOS)に掲載され、第一世代と第二世代の非ステロイド性消炎鎮痛外用貼付剤の効果に差がなかったとの結果が報告された。
6.弁護士からの照会について
交通事故被害者代理人の弁護士からの担当事案についての照会について、個別事案に関しては回答しない旨通知したことが報告された。
7.令和2年度日整会名誉会員、功労賞への推薦について
令和2年度の日整会名誉会員としてJCOA会員1名を、日整会功労賞としてJCOA会員4名をそれぞれ推薦したことが報告された。
8.領域横断的なフレイル・ロコモ対策の推進に向けたワーキンググループ説明会について
日本医学会連合は、「領域横断的なフレイル・ロコモ対策の推進に向けたワーキンググループ」説明会を令和2年12月15日に開催した。日本医学会連合から、この説明会を踏まえてアンケートを実施するとの連絡があり、全国ストップ・ザ・ロコモ協議会と連携して、これに対応することが報告された。
9.脊柱側弯症を含む脊柱・胸郭・四肢の異常に対する保健施策の推進に関する要望書について
脊柱側弯症を「成育基本法」施行の一環に位置付けること、検診機器の資金的支援を求めることの要望書を、日整会、日本側弯症学会、日本小児整形外科学会との連名で厚生労働省及び文部科学省にあてて提出することが報告された。
10.中華民国骨科医学会の新理事長就任について
新たに中華民国骨科医学会(TOA)の理事長に就任された台湾国立國立成功大學骨科 Chii Jeng Lin(リン・チー・ジェン)教授にお祝いのメッセージを送り、今後のJCOAとTOAの交流再開を望んでいる旨お伝えしたことが報告された。
11.日整会誌電子化についてのお知らせ
日整会から、令和3年4月から日整会誌を基本的に電子化し、当面希望者には冊子体を継続するが、令和6年4月以降は廃止する旨連絡があったことが報告された。
12.令和3年度名誉会員の推薦について 名誉会員の選考基準を満たす会員が報告された。
13.令和3年度理事会等の日程案について
令和3年度の理事会日程案が報告された。COVID-19の現状を鑑み、令和3年8月29日(日)開催の第3回理事会まではウェブ会議とし、その後についてはその時点での状況により検討することとした。
14.令和3年度事業計画の提出について
委員会・会議、アンケート調査や発刊物についての令和3年度事業計画の提出期限は、令和3年1月15日までであることが報告された。
15.各種委員会年次報告書及び理事長諮問事項に対する中間報告提出について
各委員会の年次報告及び令和2・3年度理事長諮問事項に対する中間報告の提出期限は、令和3年3月31日であることが報告された。
16.COVID-19の影響に関する緊急アンケートの実施について
新井理事長から、災害医療チーム検討委員会に緊急アンケートの実施が諮問されており、現在、質問項目、開始時期について同委員会が検討を進めていることが報告された。

【各委員会等報告事項】
1.医業経営委員会(令和2年10月11日)
2.経理委員会(令和2年10月17日)
3.スポーツ委員会(令和2年10月25日)
4.IT戦略委員会(令和2年10月26日)
5.医療システム委員会(令和2年11月11日)
6.総務(広報・福祉・組織拡大)委員会(令和2年11月18日)
7.学会雑誌編集委員会(令和2年11月20日)
8.自賠・労災委員会(令和2年11月25日)
9.災害医療チーム検討委員会(令和2年11月26日)
10.学術委員会(令和2年12月7日)
11.医療安全・倫理委員会(令和2年12月15日)
委員会報告の詳細は後日JCOAニュースに掲載されますのでご参照ください。
(文責:副理事長 五味渕聡志)容量圧縮のためHCOAで一部改変しております