お知らせ-HCOAからのお知らせ-

JCOA FAX NEWS (令和元年9月4日)第2544号 
第3回理事会報告 9月1日ロイヤルパークホテル

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【審議事項】
1.令和元年度入退会状況 前回承認後の新入会33名。令和元年8月21日現在、正会員5,784名
2.役員選挙管理委員会及び代議員選挙管理委員会委員等の委嘱について 令和2・3年度が承認された。
3.JCOA学術集会及び研修会での委員会等の開催について
(1)ア.学術集会会期中の演題発表の時間帯、研修会開催時間帯に各種委員会等は開催しない旨を改めて確認。会期中に各種委員会等の打ち合わせが必要な場合は、朝の時間帯、ランチョンセミナー、イブニングセミナーなどの時間帯で実施してもよいが、公式に委員会やWGとして開催は遠慮。イ.学術集会会期以前に、各種委員会等の打ち合わせを開催する場合は、対面形式ではなくテレビ会議を活用。
(2)関連してJCOA会報の発行が遅れがちなので印刷業者の変更を検討。
4.日本専門医機構共通講習の単位申請について
(1)日本専門医機構は、日整会に対して、共通講習の申請(14-1医療安全、14-2感染対策、14-3医療倫理、14-4その他)に関して、次の3点について要請を行っている。
ア.利益相反(COI)有の演者は認めない。
イ.講演内容は、整形外科にかぎらず、他科の医師が聴講しても大丈夫な内容にしてほしい。
ウ.機構としては、今後は企業の共催・後援を認めない方針であるので、各領域でもその方向で検討してほしい。
(2)(1)ウについて、JCOAとしては反対であり、日整会理事会にてJCOA会員の日整会理事が反対したが、時流には逆らえず容認せざるを得ない状況であることが確認された。
5.JCOA会員のための診断書様式の統一に関する試案(運動器損傷証明書)について
医療システム委員会において、エクセルソフトを利用した運動器損傷証明書、入院・通院診断書、入院・手術・通院診断書の3種類の試案を計画しており、今回は、運動器損傷証明書について説明があった。試案中、「証明書」を「診断書」と修正することとし、項目に不足がないか等を一般社団法人日本損害保険協会に理事長名にて照会することが承認された。完成後は、JCOAウェブサイトからダウンロードできるようにする予定。
6.JCOAメーリングリストのレンタルサーバでの運用について
自前のサーバでは管理費や維持費も大きな負担。レンタルサーバの場合は、過去履歴の移行は困難であるが安全面では有利で運用費も非常に安価で維持費は無くなるためメーリングリストをレンタルサーバへ積極的に移行することが承認。登録数の多い会員用のメーリングリストは、大学病院医療情報ネットワーク(UMIN)を活用。
7.元会員に対する感謝状の贈呈について 永年にわたってJCOAの委員会活動に参画された会員が退会することとなった。これまでの本会への貢献が大であることを認め、特例として感謝状を贈呈することが承認。
8.会計処理規則の改正について 文書管理規則との齟齬を修正した改正案が承認。
9.学校保健運動器検診WGの委員の交代について 委員の辞任に伴い、大分県の酒井祐一会員に交代。

【報告事項】
1.令和元年度各種会議等実施状況 順調 
2.日本医学会加盟申請書の提出について 本年度も日本医学会加入に向けて申請した。
3.「交通事故診療に関するアンケート」結果報告
(1)平成30年12月実施の後遺障害診断書作成に関する状況を把握するためのアンケートであり、後遺障害診断書作成の現状と問題点を調査し、586名から回答があった。
(2)アンケート項目は、後遺障害診断書の作成経験の有無、診断書作成料、診断書作成料診断書作成請求者、記載時の留意点、因果関係のはっきりしない画像所見の扱い方、作成を断る理由、初診後来院ない事例への対応、経過を診たことのない事例への対応、作成後の訂正や変更経験の有無、認定の確認の有無、異議申し立てへの対応、後遺障害診断書作成後の対応であった。
4.専門医共通講習についての大阪での対応について 大阪臨床整形外科医会は次のような対応を行っていることが報告された。
(1)2演題の場合は、共催研修会と自主研修会とを共催会社と協議して分けて開催する。
(2)大阪臨床整形外科医会単独で共通講習を開催する場合は、安価な会場を使用して受益者負担にて開催。
5.第6回整形外科医のためのナレッジセミナー報告及び第7回開催(12月12日)のご協力のお願い
6.JCOAウェブサイトの改ざんについて 令和元年7月26日に上野警察署から、JCOA ウェブサイトの改ざんが発見されたが個人情報の流出等はなかったとの連絡があった。直ちに対策を取ったがレンタルサーバへの移行も視野に入れて検討。
7.令和2年度診療報酬改定要望書(Ver.1)令和2年度診療報酬改定に向けて、小児運動器疾患指導管理料の対象拡大などを中心に厚労省と交渉を行っていることが報告された。今後も要望項目は精査されていく。
8.内保連遠隔医療関連委員会委員並びに外保連検査委員会・内視鏡委員会・AI診療作業部会委員の推薦について 内保連遠隔医療関連委員会委員に丸山晴久会員を、外保連AI 診療作業部会委員に松原三郎理事を推薦。
9.山形県沖を震源とする地震に係る被害報告について 10.6月29日からの大雨に係る被害報告について 共に会員の医療機関への大きな被害はなかった。
11.第68回日本理学療法学会最終報告書について この学会終了報告が確認された。12.令和元年度運動療法機能訓練技能講習会の後援について 後援を了承したことが報告。13.第35回飯塚国際車いすテニス大会(Japan Open 2019)について 報告書とお礼状が届いた。

【各種委員会等報告事項】
1.有床診WG(5月29日)2.定款等検討委員会(6月4日、7月31日~8月2日)3.編集委員会(6月15日、8月5日)4.雑誌編集WG(6月15日、8月5日)5.運動器リハビリテーション・介護保険検討委員会(6月23日)6.災害医療チーム検討委員会(6月26日)7.スポーツ・学校保健委員会(7月15日)8.経理委員会(7月20日)9.社会保険等検討委員会(7月21日)10.IT戦略委員会(7月22日)
11.広報・福祉委員会(7月23日)12.医療システム委員会(8月4日)13.医療安全・倫理委員会(8月6日)14.費用対効果研究WG(7月15日)

【日整会報告事項】
専門医のシーリングについて 日本専門医機構の資料に基づいて説明があった。

(参考)
・2016年の医師数(仕事量)が、2016年の必要医師数又は2024年の必要医師数を上回る、あるいは同等である都道府県
・診療科(領域)について、シーリングの対象とする。
・シーリングの対象となった都道府県・診療科(領域)では、医師少数都道府県の医療機関で、研修期間の50%以上を研修(勤務)する新たな連携プログラムを設けることを必須とする。
・シーリングの対象となった都道府県・診療科(領域)では、地域貢献率*を20%以上とする
(例)A県の専門研修プログラムの地域貢献率*= Σ(各専攻医の5都府県以外の道府県で研修を実施している期間×A県登録の専攻医)/Σ(各専攻医専門研修プログラムの総研修期間×A県登録の専攻医)