お知らせ-HCOAからのお知らせ-

日本臨床整形外科学会(令和元年5月14日) 第2541号
一般社団法人日本臨床整形外科学会平成31年度第1回理事会報告
平成31年4月21日(日) ロイヤルパークホテル 出席者:理事長、副理事長、理事、監事他 計30名

【各種委員会年次報告書及び理事長諮問事項に対する中間報告】

1.医業経営委員会(1-1.病院WG 1-2.有床診WG 1-3.無床診WG) 2.経理委員会 3.学術研修委員会  4.編集委員会 (4-1.雑誌編集WG) 5.社会保険等検討委員会(5-1.外内保連WG 5-2.費用対効果研究WG) 6.産業医委員会 7.自賠・労災委員会(7-1.「QandA交通事故診療ハンドブック」編集WG) 8.医療システム委員会 9.定款等検討委員会 10.広報・福祉委員会11.スポーツ・学校保健委員会(11-1.学校保健運動器検診WG) 12.IT戦略委員会 13.医療安全・倫理委員会 14.運動器リハビリテーション・介護保険検討委員会 15.SLOC連携委員会 16.国際交流委員会 17.利益相反管理委員会 18.災害医療チーム検討委員会 19.倫理審査委員会  上記、各委員会等から理事長諮問事項に対する中間報告の確認が行われた。

【審議事項】
1.平成30・31年度入会承認及び退会状況について:平成31年度新入会員32名(内、女性会員1名)が承認。平成30年度の入会者は174名(内、女性会員5名)、退会者は182名(逝去会員、名誉会員への移行を含む)で、平成31年3月31日現在、正会員5,751名、名誉会員115名、合計5,866名(内、女性会員80名)。賛助会員は77名。
平成31年度は、平成31年4月19日現在、正会員5,783名、名誉会員115名、合計5,898名。賛助会員77名。
2.平成30年度会計監査結果について: 平成30年4月1日から平成31年3月31日までの一般会計、学術振興会計、地域医療復興支援会計について平成30年度決算報告がなされた。これらに対し監事から適正であると監査報告があり承認。なお、本件は、令和元年度定時社員総会で承認を受ける。
3.令和元年度予算について: 前年度に比し427万円増である1億5,920万円の予算が承認された。なお、本件は、令和元年度定時社員総会で報告される。
4.令和元年度予算圧縮案及び整医協との合意書の取り交わしについて次のとおり、承認された。
(1)令和元年度の支出予算圧縮案として、日臨整誌及び会報の通信運搬費を圧縮する案と、理事会の旅費及び会議費を整医協と分担して費用を軽減する案と、公益法人協会を退会する。
(2)理事会の旅費及び会議費の分担に関しては、整医協と合意書を取り交わす。
5.台湾からの第32回学術集会(関西)の参加についての対応: 台湾からの招待講演演者に対する謝金及び学術集会参加費などについて、第31回JCOA学術集会(鹿児島)での海外からの演者と同じ対応とすることが承認。
6.令和元年度事業計画(案)及び事業日程(案)について: 平成30年度事業計画に示された事業を継続した令和元年度事業計画案が承認、令和元年度事業日程案についても承認された。令和元年度定時社員総会で報告される。
7.SLOCへの一般寄附の募集について: 令和元年度も、ロコモティブシンドロームの普及活動を行うため、引き続きJCOA会員へ一般寄附のお願いし、「各県」臨床整形外科医会等(SLOC団体会員)にも一般寄附をお願いすること。
8.名誉会員の辞退について: 令和元年度定時社員総会へ推薦する予定の名誉会員候補者5名のうち、2名から辞退があったことが報告された。このため、令和元年度は3名を推挙することとした。
9.定款の変更について: 理事長の諮問に応じて、専門知識及び経験を活用して、委員会等とともに業務運営に関する実務に携わる機関として参与を置くことができるとする等の定款改正案が承認された。なお、令和元年度定時社員総会に付議。
10.令和元年度学術研究助成の審査結果について: 4課題の研究申請があり、学術研修委員会での選考結果が報告され、「(整形外科医療機関を訪れた)平均寿命80歳を超えた男性の運動器機能評価」(2年間)が令和元年度学術研究助成課題として承認された。
11.JCOA利益相反 QandA集(対比表)の改訂について: 利益相反に関する指針、規則等の改正に伴いQandAの内容の一部を改正し、現行と改正案の対比表が報告され、承認された。
12.医師の働き方改革に関するアンケート調査の実施について: 産業医委員会で作成したアンケートの内容及び実施方法が報告され、令和元年5月に発行されるJCOAニュースに同封することが承認された。
13.ロキソニン外用剤を一般用医薬品として販売することの問題点について: 令和元年5月31日に開催される厚労省の安全対策調査会の参考人として、新井理事長が出席し、湿布の乱用、適応症以外の使用、副作用への対応を考慮し、一般薬として販売することに反対することを発言する予定であることが報告され、承認された。
14.医療安全・倫理委員会の委員の補充について: 委員の辞任に伴い、沖縄県の新井弘一会員を委員に補充することが承認された。
15.倫理審査委員会の委員の補充について: 委員の辞任に伴い、沖縄県の新井弘一会員を委員に補充することが承認された。
16.不服申立審査委員会の委員の補充について: 委員の辞任に伴い、沖縄県の新井弘一会員を委員に補充することが承認された。

【報告事項】
1.平成30年度及び令和元年度各種会議等実施状況
現在、順調に実施されていることが報告され、平成30・令和元年度の会議等の予定を確認された。
2.第45回JCOA研修会(茨城)の収支報告について
参加者は351名(会員243名、同伴者108名)であり、収支に問題がなかったことが報告された。
3.日整会教育研修単位(共通講習)の変更について: 整形外科専門医受講必須分野の14-1、2、3、4の研修会について、単位申請時の審査基準が変更になったことが報告された。
4.セラピスト指導医の学術集会参加必須化に伴う移行措置について: 日本運動器科学会のセラピスト指導医は5年に一度、日本運動器科学会学術集会に出席することが義務づけられ、移行期間中は有効期間が延長される。
5.乳児股関節二次検診の各都道府県キーパーソンの推薦状況について
各都道府県の推薦状況が報告された。なお、未回答の県には再度連絡することを確認。
6.子供の足の健康のしおり(日本学校保健会)について: 新井理事長が、日本学校保健会の子供の足の健康に関する啓発資料作成委員会委員として参加し、「子供の足の健康しおり」が発行されたことが報告された。
7.セミナー「ロコモ対策 運動器疾患/骨・関節フォーラム」の後援名義使用承認について:後援名義の使用を許諾。
8.第31回日本運動器科学会 市民講座への名義後援について:後援名義の使用を許諾したことが報告された。
9.平成30年度日本医学会新規加盟学会について:日本医学会に加盟申請したが、加盟できなかったことが報告。
10.中部地区会議報告(平成31年3月3日): 令和3年開催の第48回JCOA研修会は、柳原光國会長の基で、長野県長野市にて開催される予定であると報告された。
11.啓発ポスター「ロコモをご存知ですか?」について: 厚生労働省の広報誌である「厚生労働」(月刊誌)にロコモティブシンドロームの広告が掲載され、同じデザインのポスターが全国の自治体に配布されたことが報告。なお、同誌にはトピックスとして柔整師の歴史に関する記事も掲載されていることも紹介された。
12.近畿地区会議報告(平成31年4月13日):第32回JCOA学術集会(関西)の演題登録、査読の状況等について報告された。

【各種委員会等報告事項】
1.定款等検討委員会(平成30年11月21日~11月30日、平成30年12月18日~平成31年1月21日、2月18日~3月7日) 2.編集委員会(平成31年2月6日、4月5日)
3.雑誌編集WG(平成31年2月6日、4月5日)学術集会発表演題論文のウェブ投稿フォームの進捗状況の説明があった。受付期間は、学術集会開催日初日から8月31日までであることが確認された。
4.経理委員会(平成31年2月16日、4月14日) 5.国際交流委員会(平成31年2月17日)第7回日韓臨床整形外科合同研究会の参加者は、同伴者を含めて23名と報告された。
6.利益相反管理委員会(平成31年2月21日~3月12日) 7.自賠・労災委員会(平成31年3月10日)
8.IT戦略委員会(平成31年3月11日) 9.無床診WG(平成31年4月7日)
10.「QandA交通事故診療ハンドブック」編集WG(平成31年4月10日)
11.学術研修委員会(合同プログラム委員会)(平成31年4月14日)

【日整会報告事項】
1.ロコモ チャレンジ!推進協議会報告ロコモティブシンドロームの認知度が、3年前ぐらいまでの水準に低下しており、特に70歳以上の女性の認知度の低下が大きく、これまでの活動の見直しが必要ではないかとの意見があったことが報告された。

委員会報告の詳細は後日JCOAニュースに掲載されますのでご参照ください。(文責:副理事長 奥村栄次郎) 
(サイト掲載に当たり容量の観点からHCOAで一部縮小しています)