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一般社団法人日本臨床整形外科学会 平成30年度第1回理事会報告
 
日時 平成30年4月22日(日)11:00~15:35
場所 ロイヤルパークホテル2F「春海」
出席者 理事長、副理事長、理事、監事他 計27名

【平成28・29年度理事長諮問事項に対する答申】
1.医業経営委員会
1-1.病院WG
1-2.有床診WG
1-3.無床診WG
2.経理委員会
3.学術研修委員会
4.編集委員会
4-1.雑誌編集WG
5.社会保険等検討委員会
5-1.外内保連WG
5-2.費用対効果研究WG
6.産業医委員会
7.自賠・労災委員会
7-1.「Q&A交通事故診療ハンドブック」編集WG
8.医療システム委員会
9.定款等検討委員会
10.広報・福祉委員会
11.スポーツ・学校保健委員会
11-1.学校保健運動器検診WG
12.IT戦略委員会
13.医療安全・倫理委員会
14.運動器リハビリテーション・介護保険検討委員会
15.SLOC連携委員会
16.国際交流委員会
17.利益相反管理委員会
18.倫理審査委員会
19.災害医療チーム検討委員会

上記、各委員会等から理事長諮問事項に対する答申の確認が行われた。
なお、広報・福祉委員会答申内容である、整形外科医政協議会の入会案内を、
その発出の約2か月後に「各県」臨床整形外科医会等から再度案内すること
については、周知を図るために、平成30年6月10日の各県代表者会議(整形
外科医政協議会各都道府県代表者会議)にて説明することとされた。
その他は、特に異議はなかった。

【審議事項】
1.平成29・30年度入会承認及び退会状況について
会員状況の報告があり、平成30年度新入会員28名(内、女性会員0名)が承認された。
平成29年度の入会者は186名(内、女性会員10名)、退会者は178名(逝去会員、名誉会員への移行を含む)であり、平成30年3月31日現在、正会員5,771名、名誉会員103名、合計5,874名(内、女性会員76名)である。賛助会員は81名となった。
平成30年度は、平成30年4月19日現在、正会員5,799名、名誉会員103名、合計5,902名となる。賛助会員は81名となった。

2.平成29年度会計監査結果について
平成29年4月1日から平成30年3月31日までの一般会計、学術振興会計、地域医療復興支援会計について平成29年度決算報告がなされた。これらに対し、監事から適正であると監査報告があり、承認された。なお、本件は、平成30年度定時社員総会で承認を受ける。

3.平成30年度予算について
前年度に比し126万円減である1億5,493万円の予算が承認され、平成30年度定時社員総会において報告する。全国ストップ・ザ・ロコモ協議会(SLOC)への寄付金の繰越金対応、JCOA保険審査委員会議、シンポジウム、JCOA有床診療所部会への補助、退職金引当金繰入、50周年引当金繰入は例年どおりであるが、サーバー更新引当金勘定を新設するとともに、予期せぬ大規模災害への支援のための予備費を計上した。

4.平成30年度事業計画(案)及び事業日程(案)について
平成29年度事業計画に示された事業を継続し、新たな平成30年度事業計画案につき、一部修正のうえ承認された。また、平成30年度事業日程案についても承認された。本件は、平成30年度定時社員総会において報告する。

5.第94回日整会学術総会会長立候補者からの回答について
3年後の第94回日整会学術総会の学術総会会長立候補者へ本会から発出した
質問状に対し、各候補者からの回答が届いたので、これらの回答をJCOA会員
である日整会代議員に送付することが承認された。

6.平成30・31年度裁定委員会委員候補者について
7名の裁定委員会委員候補者について承認された。本件は、平成30年度定時社員総会で承認を受ける。

7.SLOCへの一般寄附の募集について
平成30年度も、ロコモティブシンドロームの普及活動を行うため、引き続きJCOA会員へ一般寄附のお願いをするとともに、SLOC団体会員(「各県」臨床整形外科医会等)にも一般寄附をお願いすることが承認された。

8.平成30年度学術研究助成の審査結果について
3題の応募があり、学術研修委員会での選考結果が報告され、「外傷性頚部症候群における頚部多裂筋脂肪変性のMRI評価」(2年間)が平成30年度学術研究助成課題として承認された。

9.台湾からの第31回学術集会の参加についての対応
台湾からの招待講演演者に対する謝金及び学術集会参加費などについて、第29回JCOA学術集会(北海道)での海外からの演者と同じ対応とすること、演者に随行される2名の先生には学術集会参加費・懇親会費を免除することが承認された。なお、学術集会会期中に通訳・案内を行う会員には、10万円を限度に費用を支給することとした。

10.JCOAウェブサイト「会員の部屋」の健康相談室(個別相談)の継続について
ウェブサイトの健康相談の件数が減っていること、また相談に対する回答も難しくなっていることなどにより、本活動は社会的役割を終えたとして、終了とする案が提案され、IT戦略委員会が終了の告知を行い、平成30年4月末日をもって終了することが承認された。

11.パートタイム職員の無期労働契約に関する細則の制定について
平成30年4月より、有期労働契約が通算5年以上となる場合に、無期労働契約に変更できる国の制度が始まった。これに対応する細則案が承認された。

12.職員就業規則の改正について
職員採用の流れを明確にするための改正案が承認された。

【各種報告事項】
1.平成29・30年度各種会議等実施状況
平成29・30年度各種会議等の実施状況について説明され、平成29・30年度は順調に施行されていることが報告された。

2.平成32年度診療報酬改定に向けた外保連実務委員会活動スケジュール(案)
外保連スケジュールが、これまでに比べて1か月早くなっているので、注意するようにと報告された。

3.日本整形外科学会・運動器リハビリテーション医と日本リハビリテーション医学会・認定臨床医の連携に関する協議(第2回)議事要旨
運動器リハビリテーション医(日本整形外科学会)から認定臨床医(日本リハビリテーション医学会)への資格取得の提案があり、この案に同意することが合意された。運動器リハビリテーション医(日本整形外科学会)からリハ専門医への移行は難しいとの説明があったことが報告された。

4.「運動器検診後受診アンケート調査」の調査結果のご提供及び文部科学省への要望事項に関する日医への回答について
九州学校検診協議会から、日医に「児童生徒等の健康診断の実施状況調査」の調査継続要望書があり、それを受けて、日医から本会に協力要請があったので、日医に対し回答したことが報告された。

5.小児運動器疾患指導管理料について
算定基準、施設基準について報告された。また、算定における疑義解釈について、本会が厚労省担当官と確認した事項につき、会員へ広報することとした。

6.日整会小児運動器疾患指導管理医師DVDセミナー開催について
各都道府県にて計画されている日整会小児運動器疾患指導管理医師DVDセミナーに関して報告された。

7.有床診診療報酬関連情報について
平成30年度診療報酬改定における有床診療所に関係するものが報告された。

8.第2回会員基本データ調査の日整会専門医について
会員の中でも、年齢が上がるにつれ、整形外科専門医を持たない人が多いことが報告された。

9.平成29年度日本医学会新規加盟学会について
日本医学会加盟申請したが、加盟できなかったことが報告された。

10.第5回整形外科医のためのナレッジセミナー開催について
平成30年6月21日開催の第4回セミナー及び同年11月29日に開催される第5回セミナーについて報告された。

11.JMAT携行医薬品及び資器材について
日医からのアンケートについて、縫合用医療テープ、エスマルヒゴム、駆血帯を資器材として追加する必要があると回答したことが報告された。

12.大阪臨床整形外科医会会員に対して行った災害時対応に関するアンケート結果と今後の防災対策への取り組みについて
大阪臨床整形外科医会がまとめた「災害時対応に関するアンケート結果と防災対策への取り組み」が配布され、有用なので参考にして欲しいと報告された。

13.平成29年度シンポジウムの録画BDの配布について
静岡県の加藤裕之会員作成の録画ブルーレイディスクが配布された。

14.名誉会員の辞退について
平成30年度の名誉会員として推薦する予定の13名のうち、辞退者はいなかったので、平成30年度は13名全員を推挙することが報告された。

15.東日本大震災に関する現在の状況調査結果について
被災された3名の先生についての報告があり、このうち2名は会費免除を希望していることなどが報告された。

16.変形性膝関節症疾患啓発動画「ひざは大切ニャ!」(中外製薬)の案内
チラシ(案)について

17.セミナー「ロコモ対策 運動器疾患/骨・関節フォーラム」の後援名義
使用承認について

18.Moving vol.27(運動器の健康・日本協会)について

19.介護保険者の医療保険でのリハビリテーションについて
介護保険の使用予定ある・なしによるリハビリテーション総合評価料等の算
定の解釈には注意が必要である。現在、運動器リハビリテーションの総合実施計画書は、従来の書式に栄養と環境を加えたものを作成し、厚労省の許可を待っている段階であるが、完成次第、会員へ広報する予定であると報告された。

20.学術集会発表演題論文のフォーマットについて
フォーマット案が報告された。なお、JCOAウェブサイトにてウェブ投稿ができる可能性があるため、今後はIT戦略委員会も加えて協議を行うことが確認された。

21.第71回JCOA近畿地区会議報告(平成30年4月7日)

22.平成29年度第1回JCOA災害医療チーム研修会の録画DVDの配布について
平成30年1月21日に開催された第1回JCOA災害医療チーム研修会の録画DVDが配布された。

23.健康スポーツ医の地域連携について

【各委員会等報告事項】
1.定款等検討委員会(平成29年4月3日~12日、6月26日~28日、8月7日~8日、8月22日~24日、11月24日~27日、平成30年1月19日~23日、2月27日~3月1日、3月23日~26日)

2.経理委員会(平成30年2月17日、4月15日)

3.「QandA交通事故診療ハンドブック」編集WG(平成30年3月10日)
(1)初診時に患者から診断書レセプト提供の同意書が必要であるとの説明があった。
(2)書籍「QandAハンドブック 交通事故診療」の改訂版を作る予定であると報告された。
(3)弁護士から診断書の書き換え要求がきた、との会員からの相談が増えていると報告された。

4.自賠・労災委員会(平成30年3月11日)
5.IT戦略委員会(平成30年3月12日)
6.医療安全・倫理委員会(平成30年3月18日)
7.編集委員会(平成30年4月7日)
8.雑誌編集WG(平成30年4月7日)
9.学術研修委員会(合同プログラム委員会)(平成30年4月8日)

10.医療システム委員会(平成30年4月8日)
(1)日整会ウェブサイトに整形外科関連一般用語の解説を作ることが、日整会広報・渉外委員会で検討中であるとの報告があった。
(2)日整会では、NHK放送の「ランドセルが重い」は誤解を招く恐れがあり、NHKの製作担当者宛に意見書を検討しているとの報告があった。

11.無床診WG(平成30年4月8日)

委員会報告の詳細は後日JCOAニュースに掲載されますのでご参照ください。

◎訃報
元理事長の高山 瑩 先生(名誉会員)が平成30年5月13日に逝去されました(享年91)。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
1.お通夜・お葬儀
近親者のみにて執り行われます。
2.お別れの会
後日、お別れの会が執り行われるとのことですが、決まり次第ご連絡いたします。

* お通夜、お葬儀は近親者のみで執り行われますので、参列することはできませんので、ご注意ください。